事前学習では、ドローンについて周りの大人に印象を聞いたり、インターネットで調べてみました。物流や人命救助に新しい可能性のあるドローン。しかしその一方で、まだまだ使いきれずに人に迷惑をかけてしまうこともあります。生徒たちは、新しい技術も使い方次第で良くも悪くもなることに気付きました。
では、技術がよい未来をつくるにはどうすることが必要なのか?小関さんはそれを、自分の頭で考えることだと教えてくださいました。今のルールに縛られずに、ドローンを使えばどのような未来がつくれるかアイデアをつくってみよう!生徒たちは自由なアイデア出しに未来への想像がふくらみました。
生徒たちにとって、生まれて初めて飛ばしてみるドローン!小関さんはこの新しい技術に可能性を見出しています。自分自身が好きなこと、夢に思い描くことで未来をつくる。では、生徒にとっては?それが自分自身の無限の可能性につながっていくことを生徒たちは感じ取りました。
新しい技術も、ただあるだけではうまく未来をつくれない。大切なのは、人にある夢。考えたこともなかった「未来のつくり方」が自分自身の夢にあることに気付き、生徒たちにとってそれを見つけることが一つの目標になったようです。
①心に残ったことを思い出してみよう。それはなぜ心に残ったのかな?
「ドローンをさわったこと!普段は、触れないものを触らせてもらって、思った以上に軽かったです。」
「ドローンを使って身近な問題を解決することが心に残っています。とても楽しく学習できたし、色々なドローンの使い方があるのは良いなと思いました。 」
②ゲストのお話の中で大切だと思ったことは何かな?それはなぜ?
*回答欄に「なぜならば」という言葉を入れて深く考えさせた。
「小関さんのお話。なぜならば、どうしたら新しい技術が社会の役に立つのか考えようと思ったから。」
「『絶対にできないなと自分で思うかもしれないけど、そういうのも全部ふせんに書いていいよ』って言われたこと。なぜならば、実現できないような内容なのにゲストや周りの人達は、とてもキラキラした目で夢や願いを話していたのが、深く印象に残ったから。」
③修学旅行を通して、何かを学ぶ上で大切なことは何だと思ったかな?
「人の話を聞いたり、しっかり活動したりすることは当たり前で、これらを高めて行うことが大切だと思いました。」
「時間を守ったりあいさつをしたり小さいことでもしっかりやる。」
④誰かに学んだことを伝えてみよう!その人の感想から何が伝えられたかな。どんな質問
が返ってきたかな。書いてみよう!
「ドローンは悪いイメージが多かったけど、これを聞いて様々な事に使えそうでとても便利なものと知った。もっと安全性にすぐれたドローンができたら良いな、という感想をもらいました。」
「ドローンは使い方を良くすれば、良いことが出来る。」
⑤修学旅行での学びをどう生かしますか?
「ここで学んだ『どんなことでも声に出してアイデアにする』ということを生かし、実現できるかできないかの前に、『これはどうかな』『あれはどうかな』と様々な意見を出しあっていきたいと思う。」
「自分が誰にもゆずれないくらい好きになれるものを探し、それに関する職業につきたい。 」